夏にこそ見直したい、訪問看護の感染対策
蒸し暑く、感染症のリスクが高まる夏。
訪問看護の現場でも、季節に応じた感染対策が求められます。
2025年夏の現場の状況や最新の対応策を踏まえて、
訪問看護師さんが知っておきたい「夏の感染対策のポイント」をまとめました。
1夏に気をつけたい感染症とは??️
夏は、高温多湿な環境が続き、以下のような感染症リスクが高まります.
感染症 | 原因 | 対策ポイント |
食中毒 (サルモネラ・ノロなど) |
加熱不足・保存温度・手指衛生 | 手洗い・調理器具の衛生管理・冷蔵保存の徹底 |
とびひ(伝染性膿痂疹) | 傷口・汗・虫刺されの掻きこわし | 傷の清潔保持・ガーゼ保護・皮膚ケア |
咽頭結膜熱(プール熱) | 飛沫・接触感染 | マスク・手指消毒・タオル等の共有を避ける |
脱水による免疫低下 | 発汗・水分不足 | 十分な水分補給と体調観察 |
脱水は感染症ではありませんが、脱水になることで免疫が低下し、感染症にかかりやすい状態になります。また、感染症にかかるとなおさら脱水になりやすくなるため、重症化するリスクもあがってしまいます。
また、汗をかきやすくなることから、そこから感染しやすくなったり、傷ができやすくなることもあり、注意が必要です。
2感染対策の基本は「標準予防策」+「季節の工夫」?
訪問先での感染対策は、基本の標準予防策(スタンダードプリコーション)を守ることが最優先。
その上で、夏場は以下のような点に注意しています。
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アルコール消毒液の変質に注意(直射日光の当たる場所に放置しない)
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移動時の体温管理・熱中症対策とあわせて、水分補給とこまめな休憩
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帰宅後の制服やバッグのケア(消毒・洗濯の頻度UP)
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利用者宅でのエアコン使用についても配慮を伝える
また、訪問時には利用者様やご家族の衛生意識にも寄り添いながら説明を行うようにしています。
とは言え、標準予防策って暑いですよね?
なのでなおさら暑さ対策をするようにはしています。
利用者様の体調も大事ですが、やはりスタッフの体調が第一です。
適宜、エアコンなどの冷房器具の使用をお願いすることもあります。
3情報共有の工夫も感染対策のひとつ?
当ステーションでは、スタッフ間の感染対策共有もITを活用してスムーズに行っています。
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グループチャットでの注意喚起・感染症情報の共有
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新人スタッフ向けに「感染対策マニュアル」を作成・活用中
「感染対策=医療知識だけ」ではなく、チームとしての動きやすさ・連携しやすさが重要です。
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