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2025.03.21
介護の雑学

老人ホームって何が違うの?

株式会社プラスディーには、住宅型有料老人ホームがあります。が、老人ホームや高齢の方向けの施設はたくさんありますよね?
何が違うのって思いません?今回はその疑問を少しでも解消できればと思いますのでお付き合いください。

1老人ホームってどれだけあるの?

老人ホーム、特養、ケアハウス、老健などなど…。

いろんな名前を聞くけど、何が略称で何に違いがあるのかがよくわからない、なんてことありませんか?

私も学校では勉強していましたが、実際にどんな施設なのか、社会に出るまでは本質がよくわかっていませんでした。

 

介護保険のきく範囲が違ったり、人数の配置基準があったり…スタッフさんの働き方も大きく違いがあるので、その違いを知らずに働く施設を選ぶとこんなはずではなかった…なんてことに。

なので、各施設での働き方についても少しお話できたらなーと思っています。

老人ホーム、老人施設、高齢者施設と呼ばれる施設はいくつかあって、いくつかの分類に分けることができます。

 

特別養護老人施設、介護老人保険施設、ケアハウス

これらは公的施設と呼ばれます。

 

次に、グループホーム、有料老人ホーム、

これらは民間が運営する施設です。

 

次はこの違いについて、説明していきます。

2公的施設

公的施設は、自治体や社会福祉法人が運営し、介護保険制度による支援を受けながら運営されています。比較的入居者の費用負担が安く、安定した運営が特徴ですが、入居待機者が多いこともあります。

公的施設としては大きく3種類の施設がありますので、それぞれについて対象者、施設の特徴、スタッフの働き方を大まかにお話します。

① 特別養護老人ホーム(特養)

  • 【対象者】要介護3以上の高齢者

  • 【特徴】終身利用可能な施設で、生活全般の介護を提供

  • 【働き方】入居者3人に対し1人以上の介護職員配置。夜勤あり。

 

② 介護老人保健施設(老健)

  • 【対象者】要介護1以上の高齢者(在宅復帰を目的とする)

  • 【特徴】医療ケアやリハビリを提供し、3~6か月の短期入所が基本

  • 【働き方】医師やリハビリ職と連携しながらケアを行う。夜勤あり。

 

③ ケアハウス(軽費老人ホーム)

  • 【対象者】自立~要介護の軽い高齢者

  • 【特徴】生活支援がメインで、介護は外部サービスを利用

  • 【働き方】生活相談員が常駐し、介護職員の配置は施設による。

 

3施設はそれぞれ目的が異なります。

特養は、亡くなるまで居住が可能です。

老健は、病院退院できてもADLなどの観点から自宅での生活に不安がある方に対しての短期入所を目的としています。

ケアハウスは、介護度が低い方を対象にした施設で、介護度が上がった場合に退所しなければいけないことがあります。

3民間施設

民間施設は、民間企業が運営しており、サービスや料金が施設ごとに異なります。高級施設では手厚い介護が提供されることもありますが、利用者の費用負担は高めです。

① 介護付き有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)

  • 【対象者】要介護の高齢者

  • 【特徴】施設内で介護サービスを提供し、介護保険が適用される

  • 【働き方】特養と同じく3:1の介護職員配置。夜勤あり。

 

② 住宅型有料老人ホーム

  • 【対象者】自立~要介護の高齢者

  • 【特徴】介護サービスは外部の訪問介護を利用

  • 【働き方】施設の介護職員は少なく、訪問介護を兼任することも。

 

③ サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

  • 【対象者】自立~軽度の要介護者

  • 【特徴】生活相談・安否確認サービスが義務付けられ、介護は外部委託

  • 【働き方】介護職員の配置は施設によるため、職場ごとに大きく異なる。

 

民間の施設は、比較的に人数の基準などの決まりが緩やかで、その分サービス内容によって入居者の負担が大きく異なります。

そのため、働き方にも施設ごとに差があるので、仕事内容についてはその施設に直接詳細を問い合わせた方が実際に働いた際のギャップを縮めることができると思います。

4働き方の違い

特養や老健などの公的施設では、夜勤が必須で、身体介護が中心となります。

一方、住宅型有料老人ホームやサ高住では、訪問介護としての仕事が多く、夜勤がない場合もあります。

最近ではナーシングホームといった、医療ケアに特化した有料老人ホームなども増えてきていますが、そのような医療ケアが必要な施設では、看護師との連携が重要になります。

5どの施設を選ぶべきか

介護士として転職を考える際は、以下のポイントを参考にしてもらえればと思います。

夜勤が可能か? → 収入を重視するなら夜勤がある施設(特養・老健)

医療ケアに関わりたいか? → 老健や医療特化型の有料老人ホーム

訪問介護も経験したいか? → 住宅型有料老人ホームやサ高住

ゆったりとした環境が良いか? → サ高住や住宅型有料老人ホーム

6まとめ

高齢者施設には多様な種類があり、それぞれ働き方が異なります。

特養や老健では、身体介護や夜勤業務が求められる一方、住宅型有料老人ホームやサ高住では訪問介護に近い働き方が多くなります。

転職を考えている方は、自分に合った施設を選びや無理のない働き方を見つけるのが大切になると思います。

また、施設の施設長を目指す、訪問介護をしてみたいなど今後のキャリアを見据えて働き方を考えるのもいいかもしれません。

介護士としてのキャリアを充実させるためにも、施設の特徴をよく理解し、自分に合った職場を選んでください!

 

ちなみに…

株式会社プラスディーにも、住宅型有料老人ホームがあってスタッフを募集しています!

〇施設情報〇

住宅型有料老人ホームさくらの家 日本橋

住所:大阪府大阪市浪速区日本橋東1丁目2番12号

電話:06-6684-8520

 

・介護士(正社員)

・介護士の夜勤専従パート

・介護士のパート

以上のスタッフを募集していますので、詳細を知りたい方は

エントリーからのお申込み、もしくは

採用担当:070-5344-8568

までご連絡をお願いいたします。

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