今年も1月から続々と医療・福祉の試験が実施されています。
1月には介護福祉士、2月には看護師が実施され、これから理学療法士、作業療法士の試験があります。
試験について少しお話させていただきますね!
1介護福祉士
この資格は、年に1回行われる国家資格試験です。
今年は1月26日に実施されました。合格発表は3月24日にされます。
試験資格として実技が3年以上あるか、専門の科目を履修していることが条件になります。持っていると資格手当がつくようになりますし、転職にも有利になります。
合格率は、大体70~90%で徐々に増加している傾向があるそうです。
内容としては、「人間と社会」「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」の3領域8科目63問、午後に「介護」「総合問題」の2領域6科目62問が出題されます。
合格基準は得点60%以上に加え、全科目で得点している必要があるので、全般的な知識が必要になるという…難易度が高いですね。
2看護師
看護師さんの試験は、今年の国家試験は2月16日にありました。
合格発表は3月24日にあります。
看護師養成課程校を卒業すると看護師国家資格の受験資格を得ることができます。
他にも、准看護師は看護短期大学か看護専修学校を2年間で卒業することができ、それで受験資格を得られます。
問題は必修問題50問、一般問題130問、状況設定問題60問の合計240問です。
必修問題は、看護の基本に関する問題。
一般問題は、人体のこと、病気のこと、各科の看護学などが問題として出題されます。
状況設定問題は、看護の実際の状況で直面しうる状況を設定し、それに対する判断力を問う問題を出題されます。
合格率は、大体85~90%でキープしています。
3理学療法士、作業療法士
今年の試験は、2月24日にあります。口述試験・実技試験については2月25日にあります。
口述試験・実技試験については、重度資格障害がある方に対して行われる試験らしいです。
合格発表は、3月21日になります。
理学療法士、作業療法士の指定の項目を履修していることが条件となります。
試験内容は、一般問題と実地問題の試験内容は解剖学や生物学などの「一般問題」と運動学や臨床心理学などの「実地問題」の2科目によって構成されています
280点満点で、一般問題160点満点・実地問題120点満点の配分です。
合格基準が、総得点で60%程度かつ実地問題で35%程度の得点が必要になります。
4まとめ
介護士さん、看護師の試験を受けた方はお疲れ様でした。
理学療法士・作業療法士の学生さんは来週月曜日が試験ですね。頑張ってください。
私も国家試験を受けたことがありますが、試験前の追い込まれる感覚と試験後の解放感は何とも言えませんね。
試験前に追い込まれると体調を崩しがちになるので、体調だけは十二分に気を付けて、今までの努力を100%出せるように頑張って下さい!