📌紙からクラウドへ──ICT化で変わる訪問看護の現場
こんにちは!今日は現場で起きている変化についてのお話です。
訪問看護の現場でも、ICT(情報通信技術)の活用が急速に進んでいます。
これは単なる「便利なツール」ではなく、看護師が“本来やりたかったケア”に集中できる環境づくりにつながっています。
今回は、ICT導入でどんな変化があったのか、また今後の展望についても少しお話ししていきます!
1訪問看護におけるICT化
介護福祉の現場で毎日奮闘されている皆さん、本当にお疲れ様です。日々の業務に追われる中で、「もっと効率的に仕事ができたら…」「利用者さんともっと向き合う時間が欲しい…」と感じることはありませんか?
そのお悩みを解決する強力な味方、それが「ICT化」です。
この言葉、ニュースなどで耳にしたことがあるかもしれませんね。今回は、このICT化について、かみ砕いてご説明します。
ICT化って、そもそも何?
ICT(アイシーティー)は、「Information and Communication Technology」の略で、日本語では「情報通信技術」と言います。
なんだか難しそうに聞こえますが、実は私たちの生活にとても身近なものです。スマートフォンで友達とメッセージをやり取りしたり、地図アプリで行き先を調べたり、タブレットで動画を見たり…これらも全てICTの一部です。
つまり介護現場におけるICT化とは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのデジタル機器とインターネットを使って、お仕事をもっとスムーズにし、介護の質をさらに高めていこう!という取り組みのことです。
2✅ICT化のメリット①:記録がスムーズで正確に
数年前までは当社でも紙の記録をとっていました。でも、事務所に戻ってから思い出しながら記録を行うケースが多くて、「あれ、あの時はなんて言っていたっけ?」「あの血液数値はどんな値だった?」と迷うこともありました。
しかし現在は、タブレットやスマホで訪問先でその場で記録できるため、
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記録の漏れが減る
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利用者の言葉をそのまま記録できる
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すぐに必要な情報がスタッフ間で共有できる
といったケアの精度を高める効果が出ています。
3✅ICT化のメリット②:事務作業を減らして、もっと利用者さんに寄り添える
記録のほかにも、スケジュール調整や報告書の作成、連絡業務など、
訪問看護では「看護以外の業務」も多くあります。
ICTを導入することで、
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スケジュールの一元管理
-
報告書のテンプレート化
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チャットによる迅速な情報共有
など、事務作業の時間がぐっと短縮されます。
つまり、「利用者さんと向き合う時間」が確保しやすくなり、より寄り添った看護が実現しやすくなるというわけです。
4✅ICT化のメリット③:情報が“見える化”され、連携がスムーズに
情報をクラウド化して管理することで、
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リハビリスタッフやケアマネジャーとリアルタイムで情報共有が可能
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記録の検索が簡単に
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訪問していないスタッフも状況を把握しやすい
など、チーム全体でのケアの質が上がるというメリットもあります。
紙だと、患者さんの記録がすぐ手元に出てこなくて、状態が前回と変わりあるのかが正確にはわかりません。
面と向かって会う時間がなくても数時間前の介入内容も共有することができたり、スタッフの安心感も増します。
5🧠今後に期待される技術:AIや音声入力の活用も
さらに、今後はAI(人工知能)を活用した業務支援も注目されています。
たとえば:
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音声入力で訪問記録を自動作成
→記録にかける時間をさらに削減 -
AIによる健康状態の異常検知支援
→バイタルサインや過去データから異常傾向を示すサポート
など、安全性と効率性の両立が期待される技術が次々と現場に入りつつあります。
6👩⚕️ICTは“人にしかできないケア”を支える道具
「ICTが苦手で不安…」という方もいらっしゃると思います。
でも、ICTは**“人にしかできないケア”をサポートするためのツール**です。
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