こんにちは。さくらの樹グループ 株式会社プラスディーです!
今回は、訪問看護での家族支援についてのお話です。
病院で働いていると、患者さんの「家族の生活」まで深く関わる機会は少ないかもしれません。
しかし訪問看護では、利用者さんだけでなく、そのご家族もケアの対象です。
今回は、私たちが日々経験している「訪問看護と家族支援」をお届けできればと思っています。
1家族支援の現場で見えるもの
訪問看護では、自宅で過ごされている利用者さんのところに訪問させていただく機会が多く、利用者さんの生活環境やご家族の介護負担がすぐそばにあります。
たとえばターミナル期の方を支える場面では、医療的なケアをするのはもちろんですが、
「どうやって最期まで過ごしたいか」を利用者さんだけでなく、家族さんと一緒に考える時間も多くなります。
時には、利用者さんと家族さんの意見が対立することもありますし、支えるのに自信がないとこぼす家族さんもいらっしゃいます。
訪問して信頼関係を築きながら、ご家族の不安を聞き、話合いを重ねて、介護の方法をアドバイスし、気持ちの面でも支えることが欠かせません。
2病院との違い
病院では交代制の勤務のため、日によって対応する看護師が変わります。
訪問看護でも、それは変わりませんがケアする中で、それぞれのスタッフが利用者さんやその家族さんと様々なお話をされているのを事務所で聞きます。
違うスタッフが訪問する中で、
「この人にならこれは相談しやすいな」「この人の言い方はわかりやすいな」
というのがあるようです。
それぞれスタッフの得意分野があったり、話し方の波長が合う等があるようで、
それぞれが話すことを事務所で総合的に相談しあうことでより良いケアだったり、家族支援につなげていける、というのがさくらの樹の大きな強みでもあります。
3実際のエピソード
こんなエピソードがありました。
ある利用者様は、長年病気と向き合ってきた方です。
ご本人様は最後まで自宅で過ごすことを決めておられましたが、
ご家族様は、介護に慣れていないことに加えてご自身も体に不自由を抱えており、自宅で最期まで自宅ですごしてもらうことを最後まで迷っておられました。
介護に対する体力的・精神的な限界もあり、訪問看護だけでなく訪問診療、デイサービス、ショートステイなど、利用できるサービスは全て利用しながら最後まで話合いました。
訪問看護でできる所は請け負って、訪問時間以外にも緊急電話を利用して相談を受けることも週に何度もありました。
最後まで迷っておられていましたが、最終的には自宅で看取ることができて良かったとお話下さいました。
人の生き方はそれぞれですので、最後まで自宅で過ごすことができるのが最善ではありません。ただ、自宅であれ施設であれ、こう生きていきたい、というそれぞれの思いをじっくりと向き合って支えるのが訪問看護のお仕事だと思っています。
4スキルアップとやりがい
家族支援は、医療知識だけでなく、傾聴力・観察力・柔軟な対応力が求められます。
さくらの樹では、担当制ではないため、迷ったときは周りに相談することもできます。
どうしても不安な際には、同行訪問も可能な環境を整えています。
なので、未経験の方や病院からの転職者も安心してスキルを身につけられます。
5訪問看護、ご興味のある方は...
もしあなたが、病院では経験できない「家族全体を支える看護」に挑戦してみたいと感じたら、
訪問看護はきっとやりがいのある仕事になるはずです。
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🌸さくらの樹グループ(株式会社プラスディー)
訪問看護・訪問介護・居宅・有料老人ホームなど、
多職種で地域の在宅ケアを支えています。
子育てママ・経験者・ブランク明けの方、みなさん大歓迎です!