訪問看護でリハビリの資格がある人が訪問することがあると以前の記事に書いたことがあります。
訪問看護なのにリハビリ?って思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
訪問看護のリハビリが何をしているのか、少しお話させて下さい。
1訪問看護のリハビリって何をしているの?
というわけで、訪問看護から行くリハビリのお話を下の4つのポイントに分けてお話していきますね!
〇訪問看護でリハビリ?
〇どんなことをしているの?
〇自宅でのリハビリの条件は?
〇訪問看護でリハビリ?
訪問看護ステーションには、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のリハビリスタッフが在籍していることがあります。主治医にリハビリ訪問が必要だという指示書を書いてもらっていて、ケアプランにリハビリが組み込まれていることが前提になりますが、ケアプランに沿って看護師の代わりに、リハビリが自宅を訪問して介入することもあります。
〇どんなことをしているの?
バイタルサインを確認して体調の観察を行うことはもちろん、自宅での生活を安全にできるようにADLの改善・維持のために運動を促したり、福祉用具の調整をすることで環境を整えたり、介助方法を家族様に指導したりなどいろんな介入をしています。
また、訪問看護師と連携をとっているので、体調の異変があった際は看護師に依頼したり、看護師から褥瘡などによる環境調整の依頼があった際にはリハビリで対応したりしています。
〇自宅でできる条件は?
まずは、さきほども記載した通り、主治医からリハビリ訪問が必要だと指示書があり、ケアプランに組み込まれていることが必要です。
また。介護保険でのリハビリには、週に3回まで120分以内という制限があります。
加えて、3か月に1回以上の看護師訪問による体調観察が必須になっています。
実は、クリニックからリハビリ訪問を行う訪問リハビリ、というものがあります。これは、訪問看護ステーションから行くリハビリとは少し仕組みが違うんですが、それはまたの機会に。
訪問リハビリを利用される方は状態が比較的安定しているけど、体の衰えによる自宅生活に不安を感じている方々が多く利用されている印象がありますよ。
訪問看護ステーションのリハビリは、看護師と連携し体調を確認しながら行われ、、生活機能の維持・回復を目指すために重要視されています。