~看護師として働くなら知っておきたい、併用ルールと連携のコツ~
訪問看護の現場で働いていると、よくこんな質問を耳にしませんか?
「訪問介護と訪問看護って、一緒に入れるの?」
「同じ日に利用してもいいの?」
実は、訪問介護と訪問看護は“併用可能”です。
ただし、「目的」と「役割」をきちんと分けて活用する必要があります。
今回は、これから訪問看護師として働こうとしている方、また新人スタッフさんに向けて、現場で役立つ基礎知識と、他職種との連携のコツをご紹介します!
1訪問介護と訪問看護の違いは?📌
まず、訪問看護と訪問介護の違いを表にまとめてみました。
項目 | 訪問看護 | 訪問介護 |
主な役割 | 医療処置・健康管理 | 日常生活の支援・介助 |
担当者 | 看護師、療法士など | 介護保険のみ |
内容の例 | 点滴、吸引、褥瘡処置、血糖コントロールなど | 入浴・排泄・食事介助、掃除・洗濯など |
実は、同じようなことをしているように見えることもあるかもしれませんが、実はもともとの目的が違ったりします。
訪問看護で排泄処理してても、皮膚状態や健康状態の観察、しっかり保清されているかの評価などが目的で行われています。
訪問看護の療法士と一緒に掃除をしていても、それは家事ができるようになる練習だったりバランス能力の向上が目的だったりします。
2同じ日に使ってもOK!ただし役割分担が明確に💡
訪問看護・介護を同じ日に利用しても構いません。
例えば、ある日…
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午前中に訪問看護が吸引や点滴、全身状態の管理を行い、
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午後に訪問介護が食事や排泄の支援を行う
というケースもあったりします。
重要なのは、それぞれの目的が重ならないようにすること。
たとえば、看護師が「排泄介助」もする場合、その日は介護サービスと内容が重なるため、併用が認められないことがあります。
必要性があればサービスを入れる必要がありますが、あくまで保険で賄われていることなので必要がないサービスは入れることはできません。
3看護師として知っておきたいポイント🩺
訪問看護師として働くうえで、介護職との連携はとても重要。
お互いの業務範囲を理解し、役割分担を意識することで、無駄なく安全なケアが実現できます。
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ケアマネとの連携や計画書の確認
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記録での明確な役割記述
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日々の申し送りや情報共有の徹底
これらが、スムーズなサービス提供につながります。
4チームで支える訪問の魅力🌸
私たち「さくらの樹」グループでは、訪問看護・訪問介護ともに、スタッフ間のチーム連携を大切にしています。
職種の垣根を越えた情報共有や相談がしやすく、
「一人で判断しない」「困った時は助け合う」そんな風土が根づいています。
訪問看護師としての経験が浅くても、介護スタッフやケアマネと連携する中で、少しずつ「チームでの看護」の楽しさを感じられるはずです。
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