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2025.11.13
介護の雑学

在宅医療の豆知識:医療と介護の「はざま」を支える存在とは

——訪問看護と訪問介護がつなぐ、“暮らし”の安心——

病院から自宅へ。
治療の場が「医療機関」から「家庭」へと広がる中で、
“在宅医療”はますます身近な存在になっています。

けれど実際には、
「医療と介護の違いがよく分からない」
「訪問看護と訪問介護って何が違うの?」
と感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、在宅医療を支える“はざまの存在”である
訪問看護と訪問介護の連携、そして支援の流れについてご紹介します。

1医療と介護の「はざま」で支えるチーム

在宅医療の現場では、

医師・訪問看護師・介護士・ケアマネジャー・リハビリスタッフが

一つのチームとなって支援を行います。

🩺医療の視点から支えるのが「訪問看護」

訪問看護は、医師の指示に基づいて、

利用者さまのご自宅で医療的ケアや健康管理を行います。

体調観察や服薬管理、傷の処置、点滴、リハビリなど、

病院で行われていた医療を家庭で支える役割です。

🤝生活の視点から支えるのが「訪問介護」

訪問介護は、利用者さまの日常生活を支援します。

食事や入浴、排泄、掃除、買い物など、

生活の中の困りごとをサポートし、

「その人らしい暮らし」を守るのが役割です。

医療と介護、それぞれの専門職が役割を分担しながら、

利用者さまの“暮らし”をチームで支えています。

2訪問看護と訪問介護の連携とは

一人の利用者さまを支えるためには、

看護と介護の連携が欠かせません。

🔹たとえばこんな場面

  • 訪問介護士が「最近、足がむくんでいる」と気づき、看護師へ報告。

  • 看護師がバイタル・体調・状態を確認し、必要に応じて医師へ情報共有。

  • 医師が薬を調整し、介護士が服薬管理をサポート。必要に応じて、ケアマネジャーに連絡し、ケアプランを見直す。

このように、小さな変化を素早く共有できる体制が整っていることで、

体調悪化を未然に防ぐことができます。

さくらの樹グループでは、訪問看護と訪問介護、ケアプランセンターが

同一法人内で連携しているため、情報伝達がスムーズ。

「誰が・いつ・どんな支援を行ったか」を共有し、

ご家族への説明や緊急時対応にも一貫性を持たせています。

3在宅支援の流れ

在宅医療では、医療・介護・地域が連携して支援を行います。

実際の流れを簡単に見てみましょう。

【1】ケアマネジャーによる支援計画の作成

ケアマネジャーが利用者・家族の希望を伺い、

介護サービスや医療支援を組み合わせたケアプランを作成します。

【2】訪問看護ステーション・訪問介護事業所の選定

プランに基づき、医師やケアマネジャーと連携して事業所を決定。

初回訪問前には情報共有を行い、支援方針を確認します。

【3】初回訪問とアセスメント

訪問看護師・介護士がそれぞれ利用者宅を訪問し、

生活環境・身体機能・疾患の状態・家族のサポート状況を評価します。

【4】チームでの情報共有

カンファレンスや日報システムを通して、

スタッフ間で状態変化や課題を共有。

必要に応じてケアマネジャー・医師へ報告します。

【5】継続的なフォローアップ

体調・生活の変化に応じて支援内容を見直し、

利用者さまの「自宅で安心して暮らす」ための支援を続けます。

4訪問看護と訪問介護の“ちがい”と“つながり”

項目 訪問看護 訪問介護
主な対象 医師の指示が必要な医療的ケア 介護保険で支援が必要な方
主な業務 バイタル測定、処置、服薬管理、リハビリ 食事、入浴、排せつ、掃除、買い物など
担当職種 看護師、理学療法士など 介護士、ホームヘルパー
支援の目的 健康維持・医療的サポート 日常生活の自立支援
共通点 利用者の生活を支える チームで連携し、安心を届ける

このように、役割は異なっても、

「利用者さまの暮らしを支える」という目的は同じです。

お互いの視点を尊重し、情報を共有することで、

より良い在宅支援が生まれます。

5プラスディーの在宅支援の特徴

✅多職種がワンチームで支える

訪問看護・訪問介護・ケアプランセンター・有料老人ホームが

同一法人内で連携しており、情報共有がスムーズ。

緊急対応時も連携が早く、利用者さま・ご家族に安心を届けます。

✅ICTを活用した情報共有

カイポケなどの電子記録を活用し、SNSも活用して

どこからでも最新のケア状況を確認可能。

スタッフ間のコミュニケーションもスピーディーです。

✅研修制度とチーム教育

各事業所で月1回の勉強会や必修研修を実施。

看護・介護の垣根を越えて学び合う機会があり、

新人スタッフも安心してスキルアップできます。

6在宅の現場で働く魅力

🌷「一人の利用者さんをチームで支えるやりがい」

🌷「小さな変化に気づき、医療につなげられる達成感」

訪問看護や訪問介護の現場では、

“自分のケアが誰かの生活を変える”実感があります。

病院とは違い、利用者さまの生活そのものを支えるため、

「看護のやりがい」「介護のぬくもり」の両方を感じられる仕事です。

7一緒に“つながる在宅ケア”を届けませんか?

株式会社プラスディーでは現在、

大阪市平野区・東大阪エリアで

訪問看護師・介護士・ケアマネジャー・リハビリ職を募集中です。

在宅医療・介護の現場でチームの一員として働きたい方、

ブランクがある方、訪問未経験の方も大歓迎。

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