こんにちは!さくらの樹グループ 株式会社プラスディーです。
株式会社プラスディーでは、スタッフの専門性を高めるため、毎月1回の勉強会を開催しています。9月のテーマは「感染症対策と発生時の対応 ― 新型コロナウイルスを例に ―」。
コロナ禍を経た今でも、感染症対策は私たち訪問看護師にとって重要な課題のひとつです。利用者さんやご家族に安心していただくため、そして現場で働くスタッフが安全にケアを行うために、改めて知識や手順を確認しました。
1介護・福祉における感染症対策の重要性
病院と違い、訪問看護・介護は「利用者さんの生活の場」に入ってケアを提供します。利用者さんのご自宅は決して医療機関のような環境ではなく、感染リスクがゼロということはありません。
そのため、 感染を持ち込まない/広げない ことを第一に考えた行動が求められます。今回の勉強会では、以下の点を重点的に確認しました。
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手指衛生の徹底:石けんと流水での手洗い、アルコール消毒の正しいタイミング
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PPE(個人防護具)の着脱方法:マスク・手袋・ガウンの正しい使い方
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物品管理:ケアに使用する物品は訪問ごとに清潔を保ち、消毒を徹底する
基本的なことのようで、現場では「慣れ」による見落としが起きやすい部分でもあります。スタッフ全員で繰り返し確認し、統一した対応ができるようにしました。

2感染者への訪問対応
勉強会では「利用者さんが新型コロナウイルスに感染していた場合」を想定して話あいも行われました。
訪問の工夫
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最小限のスタッフで訪問
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ケアは優先順位をつけて実施(命に関わる処置を最優先)
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使用する物品は持ち込みを減らし、必要最低限に
入室から退室までの動線
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PPEを正しく着用したうえで入室
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ケアの流れをあらかじめシミュレーションし、無駄な動きをしない
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退出後は手指衛生と物品の廃棄・消毒を徹底
利用者さんやご家族に不安を与えないように、声かけや説明を丁寧に行うことも大切です。

3感染症対策は質を高めることに繋がる!
感染症対策というと「予防のためのルール」と思われがちですが、実はそれ以上に ケアの質向上 に直結します。
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正しい記録や報告ができることで、他職種との連携がスムーズになる
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感染対策の手順を徹底することで、利用者さんの安心感が増す
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スタッフが安心して働けることで、より寄り添った介入ができる
つまり、感染症対策は「働きやすさ」と「利用者満足度」を両立させるための大切な基盤なのです。

4勉強会を通じた学びの声
参加したスタッフからはこんな声がありました。
「自分が訪問する時に何を優先すべきかが整理できた」
「感染症対策は慣れてきたからこそ見直す必要があると感じた」
「実際のケースを共有することで、自分の対応の幅が広がった」
こうした学びを積み重ねることで、私たちは常に「利用者さんに最適なケア」を提供できるよう努めています。

5これから転職を考えている方へ
さくらの樹グループ 株式会社プラスディーでは、定期的な勉強会や研修を通じて スキルアップ・キャリアアップを目指せる環境 を整えています。
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感染症対策や緊急対応など、現場で役立つ知識を学べる
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外部研修の受講も法人でサポート
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入職後もスタッフ全員でフォローする体制がある
「病院での勤務に疲れてしまった」「もっと利用者さんとじっくり関わりたい」と考えている方にとって、訪問看護は新しい可能性を広げる職場です。

6求人情報
現在、さくらの樹グループでは以下の職種を募集中です。
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訪問看護師(正社員・パート)
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作業療法士(正社員・パート)
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7まとめ
今回の勉強会を通じて、スタッフ一人ひとりが 感染症対策の大切さを再認識 しました。利用者さんの命と生活を守るために、そしてスタッフ自身が安心して働ける環境を守るために、これからも継続して取り組んでいきます。
あなたも一緒に学び、成長しながら働きませんか?
