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2025.11.12
介護の雑学

訪問リハビリの豆知識:クリニックとの違いと連携

——“暮らしの中で支える”リハビリのかたち——

こんにちは!さくらの樹グループ 株式会社プラスディーです。
「訪問リハビリって、クリニックのリハと何が違うの?」
「実際の評価や機能訓練ってどう進めているの?」

理学療法士・作業療法士として経験を積んできた方でも、
“訪問リハ”と聞くと少しハードルを感じるかもしれません。

今回は、訪問リハビリの仕事の流れや、クリニックとの違い、
そして実際にどのように連携を取っているのかをご紹介します。

1訪問リハビリとクリニックリハの違い

クリニックのリハビリでは、

主に医師の指示のもとで施術室にて評価・訓練を行い、

利用者さまが通院してこられます。

一方、訪問リハビリでは、

理学療法士や作業療法士が利用者さまのご自宅に伺い、

実際の生活環境の中で訓練を行います。

💡最大の特徴は「生活の中の動作を見られること」

たとえば、

  • ベッドからの起き上がり

  • トイレや浴室への移動

  • キッチンでの作業姿勢

    など、生活そのものの動作を確認し、

    その方に合った訓練を提案します。

「家で転ばないようにする」

「好きな家事を続けられるようにする」

そんな“暮らしのゴール”を目指すのが訪問リハの特徴です。

2訪問リハビリの評価から訓練までの流れ

訪問リハでは、初回の訪問時に詳細なアセスメント(評価)を行います。

【1】評価(Assessment)

  • 既往歴や現病歴の確認

  • 日常生活動作(ADL)・歩行・バランス能力の評価

  • 住宅環境(段差・手すり・家具配置など)の確認

  • 家族・介護者の支援状況

訪問ならではのポイントは、

“生活動作を実際の環境で評価できる”ということ。

リハビリ室では見えにくい課題が、

家庭環境の中ではっきり見えてきます。

【2】目標設定(Goal Setting)

評価をもとに、本人・家族と一緒に目標を設定します。

「1人でトイレに行けるようになりたい」

「週に1回は外出できるようになりたい」

といった本人の希望を中心にプランを立てます。

【3】訓練(Therapy)

  • 関節可動域訓練・筋力訓練

  • 立ち上がり・移乗動作練習

  • 歩行練習・バランス訓練

  • 生活動作の練習(調理・掃除など)

  • 自助具・福祉用具の提案

利用者さまが“日常の中で続けられる”動作を意識して行うのが特徴です。

【4】モニタリング・フィードバック

毎回の訪問で状態を記録し、

変化があれば医師や看護師、ケアマネジャーへ報告します。

3医師・看護師・ケアマネとの連携

訪問リハビリは、チームで行う医療・介護サービスです。

訪問看護ステーションでは、看護師とリハスタッフが同じ事業所に所属し、

常に情報を共有しています。

【医師との連携】

  • 月1回の報告書でリハ内容やその時の状況を共有

  • 必要時に主治医へ報告(疼痛・体調変化・新たな疾患リスクなど)

  • 医師からの指示書に基づいたリハ実施

【看護師との連携】

  • バイタルサインや体調確認の情報共有

  • 褥瘡・浮腫・呼吸機能など、医療的管理を必要とする場合の連携

  • 訪問前後の看護師とのミーティング

【ケアマネジャーとの連携】

  • 定期的な報告書提出

  • サービス担当者会議への参加

  • 家族支援や介護計画の調整

このように、訪問リハは「現場の気づきを他職種と共有する仕事」でもあります。

利用者さまの“生活の質”を守るために、職種の垣根を越えた協力が欠かせません。

実は、クリニックにも訪問リハビリはありますが、看護師の訪問がないため基本的には医師やケアマネジャーとの連携が主になります。

運動器の問題がある方等が主になっている印象です。

訪問看護でのリハビリの醍醐味としては、医療度の高い方への介入で、如何に生活の質を高めるか、その為に何ができるかを看護師とともに計画し、実行していくということです。

これが達成できるととても充実感があります。

4訪問リハビリで得られるやりがい

訪問リハでは、病院やクリニックでは味わえないやりがいがあります。

🌸「利用者さんが“また自分でできた”と笑顔になる瞬間」

🌸「生活の中で役に立つ工夫を一緒に考える喜び」

一人ひとりの“暮らし”がリハビリのフィールドになるため、

より深く利用者さまやご家族と関われます。

また、訪問リハ職は自立した判断力観察力も磨かれるため、

臨床スキルを広げたい方にもおすすめです。

 

5株式会社プラスディーの訪問リハビリ

大阪市平野区・東大阪を中心に展開する

訪問看護ステーションさくらの樹では、

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍し、

多職種連携を軸としたリハビリを行っています。

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